○全国トラックドライバー・コンテスト優勝者による内閣総理大臣表敬訪問の経緯
事業用ドライバーにとって唯一の競技会である「トラックドライバー・コンテスト」は、単に運転技術を競うのではなく、法規尊重と運転、整備技能の向上により交通事故防止と環境負荷低減を図ることを目的とし、公益性の高い競技会として位置付けられ、昭和44年の第1回大会から、総合優勝者には内閣総理大臣賞が授与されてきた。
また、内閣総理大臣は交通安全対策基本法に基づく「中央交通安全対策会議」の会長を兼ねており、コンテスト優勝者が直接総理大臣官邸を訪ね、総理自身による一層の安全に対する激励の言葉をいただくことは、内外に向けた事故防止の重要性喚起にも寄与するものであり、安全対策推進の観点からも意義が深い。さらに、優勝者及び1千人を超える地方コンテスト参加者をはじめ、全国の約90万人に及ぶ事業用トラックドライバーに対し、プロドライバーとしての誇りと自覚を持たせるための貴重な機会となる。
一方、近年の本格的な少子高齢化時代を迎えるなかで、ドライバー不足の深刻化が懸念されるところとなり、わが国の安定的な物流基盤維持のためにも、優秀なドライバーの確保・養成が重要な課題となってきた。このため、ドライバーや業界の社会的地位向上が命題となり、総理大臣官邸訪問がトラックドライバーのステータス向上にも寄与するものとして、この実現が一層強く望まれるところとなった。
このような状況のなか、平成13年頃から政府による交通安全対策強化の動きが顕著になり、特に、国土交通省は13年9月から、運行管理や安全教育の充実を図るなど、事業用自動車の安全対策を強化し、警察庁も危険運転の厳罰化などの政策が相次ぎ打ち出した。業界としても、ドライバーの安全意識高揚の観点から、コンテスト優勝者訪問の受け入れを官邸サイドに要請することとなり、平成14年の第34回大会からこれが実現したもの。
※本表敬訪問については、首相官邸ホームページにも掲載されていますので、ご参照ください。
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http://www.kantei.go.jp/jp/noda/actions/201202/01HYOUKEI_track.html
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