(1)車両総重量と積載量
トラックは公共の道路などを利用して荷物を運びます。道路や橋梁は使用される目的により(目的にあわせて)基準があり、その基準により設計し作られて管理されているため、安全な人や車両の通行が確保されています(道路法等)。このためトラックが公共物の道路や橋などに損傷を与えないため、走行するトラックには大きさや重量が定められています。
このうち、重量に関する規定が車両重量と車両総重量で、それぞれ異なります。車両重量とはトラックがいますぐに走れる状態の重量で、車両総重量は実際に許可された最大の人や荷物を積んで走る時の重量です。
| 車両重量: |
トラックがいますぐにでも走れる状態の重さ。燃料・オイル・水など規定の全量および標準仕様の荷台が含まれます。 乗員や荷物や工具・スペアタイヤなどは含まれません。トラックメーカーのカタログ車両重量と荷台の仕様やクレーンなどの荷役設備を設けた実際の車両重量とは、異なる場合があります。
|
| 車両総重量: |
トラック車両重量に乗車が許される定員や最大積載量の荷物を積んだ走行状態での全重量です。 |
|
車両総重量=車両重量+乗車定員×55kg+最大積載量
※車両重量とはキャブとシャシと架装の重量を足した重量のことです。荷物や人が乗っていないときのトラックの全体の重さのことです。 |

|
トラックメーカーは、車両総重量が決められた重さ以下になるよう車両重量や積載量を設計しています。
一般に、大型トラックは車両総重量が25トン以下、中型トラックは8トン未満、小型トラックは4〜5トン程度となっています。
|